学童保育とは、昼間親が仕事などで家にいない家庭(留守家庭といいます)の子ども達が、放課後・学校休業日の時間を過ごすための場所。親がわりの指導員や、兄姉のような上級生たちと一緒に、安定した人間関係の中で過ごす、生活の場です。
学校から「ただいま」と帰ってきて、家で過ごすのと同じように、おやつを食べたり、遊んだりします。そこで一緒に過ごす子ども達は、「昼間の兄弟姉妹」なのです。
◇高学年のトーチがカッコイイ。
◇お兄さんお姉さんにいろいろ教えてもらえる。
◇友達と遊ぶのが大好き。
◇いろんな人と遊ぶのが楽しい。
☆少子化のこの時代に1~6年生までの幅広い子どもたちの中で過ごせるのはうれしい。
☆年下の子やまわりの子を思いやる気持ちが身についた。
(名古屋市学童保育連絡協議会資料より引用)
学童保育所は遊びの場だけではありません、生活の場です。生きていくうえで大切なことを学んでゆきます。
Q.何をしているときが楽しい?
おやつを作ってみんなで一緒に食べているとき。
お昼ごはんの手伝いをしてるとき。
キャンプ!
社会性・生活力が身についた。
たくましくなった。
家庭や学校では経験できない体験ができる。
班活動などで責任感・自主性が身についた。
学童で昼食やおやつ作りをするので、家での家事(特に炊事)は抵抗なく手伝ってくれる。
包丁やナイフが使えるようになった。
規則正しい生活のリズムができ、長期休暇の時にも生活リズムが乱れない。
学童保育所は、ありのままの姿を受け止めてくれる仲間と指導員のなかで子どもが過ごす場所です。大きな安心に包まれる心のよりどころです。
日々子どもの命と安全と健康を守っています。
親がいなくてもさびしい思いをしないように寄り添っています。
子どもの表情や様子の変化を気にかけています。
子どもたちの声を大切にしながら一緒に生活をつくっています。
Q.学童に預けて良かったと感じるのはどんなとき?
迎えに行った時に友達と楽しそうに笑って過ごしているわが子を見たとき。
子どもが「また明日も学童に行きたい」と言うとき。
しょうがいのあるわが子が、自分らしくのびのびと過ごしているとき。
子どもが学校に行けない日に対応してもらって助かった。(恵方学童の場合、保育園卒業後~小学 校入学までや、土曜登校の振替日などが該当します。)
親が仕事をしている小学生の子どもたちの放課後や学校休業日(土曜日・春休み・夏休み・冬休み・振替休日など年間100日以上)の生活を守る施設が学童保育です。
親に代わって子どもたちの生活を守るのが指導員の仕事です。学童保育で子どもたちが安心して生活しているから、親も仕事を続けられるのです。
Q.何をしているときが楽しい?
指導員とおしゃべりすること。
近くの公園でみんなと指導員と遊ぶとき。
学童からのおでかけ。
学童期の保育の専門家が、一生懸命子どもたちのことを考えてくれるのは心強い。
親が気づかない子どもの成長を指導員から伝えてもらえる。
今頃何してるんだろう?と心配することなく安心して働ける。子どもだけで留守番させるのは今の世の中不安です。
子育ては1本のロープを編むような作業。太くなったり細くなったり、ちぎれそうになったり、でもそれはこどもにとっては命綱。綱が切れそうになったり編むのに疲れ果てた時、他の人の綱を頼ったり編み方を教わったり・・・子どもを中心にして、学童保育では、保護者と指導員が一緒に子育てをしています。
働きながら子育てをする仲間ができ苦楽を共にする中で深く関わることができ、子育てが楽しくなった。
子育ての悩みを相談しあえる。
同じ学童保育所の親が、わが子のように叱ってくれるのを見たとき、「ありがたい」と思う。
みんなで一緒に子どもの成長を見守るのがいい。
学童保育では、毎日家に帰宅する代わりに学童保育所に帰り、学校での頑張る姿から、自分の居場所での開放された姿に変わり、親や兄姉代わりの指導員に見守られながら、いつも同じ顔ぶれの、昼間の兄弟姉妹のような子ども集団の中で、大きく成長していきます。
このような学童保育の特徴は、全児童を対象として、日によって参加者が異なる事業では、実現することはきわめて困難です。
以上、名古屋市学童保育連絡協議会資料(2010年作成)より
恵方なかよし子どもクラブ
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